私の名刺のデザインには七芒星(ヘプタグラム)といわれる図形が入っています。
7つの角がある星型の図形です。この図形には不思議な力があるとされていて、不可能を可能にする形だと言われています。
宇宙最高のパワー、魔除けのお守り、男女の調和、など様々な力を宿していて、この図形を持ち歩くことでいろいろと恩恵にあずかれるのではないかと思い名刺に入れてます。
360°は7では割りきれないため数学的には正七芒星の形はあり得ない図形なのですが、上図のように形になっています。図形として本当に不可能を可能にしているわけです。同じように正7角形もあり得ない形です。
「7」という数字にも意味があり、聖書に出てくる7日間で世界が出来上がったという話や、1週間が7日なのは、古代から「月・太陽・水星・金星・火星・木星・土星」の7つの星が大切にしてきたことと関係があり、星占いでは土星、天王星と結びつきがある数字とされています。
また、人間の頭部にある穴は耳、目、鼻、が二つずつと口で7つです。虹も7色。
私のラッキーナンバーの一つでもあります。
私がデザインする様々なものにも7という数字は大きな役割をもっています。私のラッキーナンバーは2と4と7です。この数字を常に意識してデザインをしています。たとえば、フォント(文字)の大きさを決めるとき、大きさのポイント数にこの数字を入れたり、キャッチコピーや写真などの大きさや入れる位置を決めるときに何パーセント拡大して全体の何パーセントの比率で配置するとか、長い文章を何分割して分けるとか、いろいろと数字がでてくるのでまずはラッキーナンバーを使います。
あとデザインで意識しているといえば、黄金比というものもあって、ダ・ヴィンチがこの比率を使って絵を描いています。オウム貝の絵が有名ですね。美しく見せるための比率で1 : 1.618…という比率なのですが、意識していなくても大体こんな感じかなという感覚でデザインを作るとこの比率になっていることが良くあります。
たとえばパンフレットの表紙やホームページのメイン画像を作るときにビジュアルと文字の比率だったり、ロゴマークを入れる位置だったりが美しいデザインができたなと感じるときにはこの比率になっていることが多いです。
今回は名刺に入れている七芒星の不思議なパワーについて書こうと思ったのですがデザインの話になりました。でも本当に不思議なパワーはあると思うんです。こういった図形や数字というのはデザインと密接に関わっているので面白いです。