チラシを作成する際にまずターゲットと目的をはっきりさせます。その後にいきなりデザインを開始するのではなく、チラシデザイン作成に使う素材や全体の構成を考えましょう。
チラシの構成要素をメモる
まずターゲット、そして目的を意識します。そしてキャッチコピーを考え、リード文、説明文、価格など、チラシの要素、伝えるメッセージ、詳細をすべてメモ書きします。
次に書き出した要素をどのようにレイアウトするか、大まかな構成を考えラフレイアウトを書いてみるといいと思います。
ラフレイアウトは実際に作るチラシのサイズで作りましょう。
チラシの用紙サイズはA4サイズもしくはB4サイズ主流です。手配り用に小さなサイズA5サイズや、情報量が多い場合にはA3サイズを二つ折りした形でもいいでしょう。
新聞折込チラシの場合、サイズが決まっている場合がありますので注意しましょう。
画像素材を用意する
写真やイラストなどの画像の素材を要します。
チラシデザインのメインとなる部分に写真やイラストなどを使うといいでしょう。その他、商品やサービスを紹介する画像やイラストなどを用意します。
自分で写真撮影をして用意したり、著作権フリーの素材集を購入やレンタルすることも可能です。
最近では、スマホでで撮影した画像でも十分対応できるようになってきました。
チラシデザイン制作
全体のレイアウトが決まったらデザイン制作をします。装飾を加えたりキャッチコピーや文章の大きさ、書体などを整えます。
パソコンでの、DTP(デスクトップパブリッシング)制作といいます。
通常、デザイン制作はAdobe Illustratorなど専用のソフトを使用します。WordやPowerPointなどでも制作可能です。
パソコンの制作環境がない場合は、デザイナーを検索して依頼できます。
集客チラシ作成のポイント
●インパクトで印象付ける
チラシを読んでもらえるかどうかは最初の印象で決まります。
メインの写真、イラスト、キャッチコピーを最大限目立つようにデザインします。そのためには余白をうまく使ったり、すぐ目に入る位置にレイアウトしましょう。
●色の効果
色もチラシデザインの大きなポイントです。テーマ色を決めて、相性が良い色や濃淡の配色を考えます。
色数はあまり多く使わないようにすることが読みやすさにつながります。
一番目立つ色は赤です。赤い文字があるとそこに目がいきますので一番読ませたい文章は赤色がいいと思います。ただ赤を多用すると下品になる場合もありますので気をつけましょう。
や家庭向けには丸ゴシック体の柔らかさやポップさ
●メリットを伝える
その商品やサービスを購入すると、どんなメリットがあるのかをチラシをぱっとみただけでわかるようにすることが重要です。メリットがあるのかどうかよくわからないチラシはすぐにゴミ箱行きになってしまいます。
割引やプレゼントなど、メリットを伝えるコピーは、目立つようにレイアウト、デザインします。さらにそのメリットを受け取れる期間を明記したり、具体的にどう行動すればいいのかも明確に伝えるようにしましょう。
●最後に受け取る人の目線になる
チラシデザインで大事なのは、かっこよさ、おしゃれさ、可愛さなどだけではありません。「受け取った人がどんな印象を持つか」を意識してチラシデザインを考えましょう。
自社目線で商品・サービスの優れた点などを伝えてもなかなかユーザーの心には響きません。あくまで「ユーザー目線」で考えたメッセージを伝えることが、チラシデザインの最大のポイントです。
完成したチラシは新聞折り込みやポスティングで配るだけではく色々な使い道があります。人が集まる場所においてもらったり、チラシのデザインを流用してポスターやホームページ掲載したりして活用しましょう。
いかがでしょうか。もしチラシ作成を外注したいという場合はご相談ください。