チラシの配り方には新聞折込やポスティングなどいくつかありますが、ただ大量に配ればいいというものではありません。ではどのくらいの枚数を配るのがいいでしょうか。
ポスティングチラシの配布枚数
チラシを配る際にとにかく多く配れば反響があるだろうと思っている方は多いと思いますが、その具体的な枚数はどれくらいが多いと言えるのでしょうか。1000枚1万枚、それとも10万枚?
私の経験から申し上げると例えばポスティングチラシ配布枚数1000枚だとほぼ反響は得られないでしょう。1000枚だとまずチラシを読んでくれる絶対数がほとんどないというのが現実です。
チラシのデザインによっては印象に残って読んでくれる人がいたとしても数人程度と考えるのが妥当です。デザインがあまり良くないと全く読まずに捨てられてしまう可能性の方が高いのです。
ではポスティングチラシ1万枚だとどうでしょうか。1万枚だと平均的な数字でいうと2〜3件程度の反響は見込めると思います。チラシで訴求する商品によってはもっと反響があるかもしれません。例えばパン屋などの人気商売のチラシの場合、1万枚配った場合かなりの反響が見込めます。リフォームなどの高額商品をチラシで訴求する場合は1万枚では1件あるかないかぐらいではないかと思います。
ポスティングチラシの配り方
チラシの配り方にも注意が必要です。地域選びやターゲット選び、配布回数などです。地域の特性がありますので高齢者が多い地域なのか、子供が多い地域なのか、高級住宅街なのか、賃貸住宅が多い地域なのかなど事前のリサーチは必要です。チラシのターゲットにあった地域を選びどれくらいの枚数、頻度で配るのかをよく考える必要があります。
ポスティングチラシを制作する上での必要な要素
ポスティングチラシで考えなければならない要素は他にもいくつかあります。チラシのサイズや配布時期などです。
チラシのサイズはB5〜A3サイズがオーソドックスなところです。二つに折ってポスティングすることを考えるとA4が一番内容量的にも適しているのではないでしょうか。高齢者向けのチラシの場合文字を大きくデザインしたいのでB4くらいがいいと思います。
配布時期については塾などの習い事のチラシの場合、年明けから春先ごろが反響が高いです。イベント告知のチラシの場合はそのイベントの1ヶ月前ぐらいから複数回に分けて配るのが効果的です。
チラシのデザインについて
ポスティングチラシの配り方についてご説明してきましたが、やはり反響につなげるためにはチラシの掲載内容とそのデザインには気を使うことが必要です。何を伝えるチラシなのか。それをターゲットに合わせた良いデザインになっているかが反響には大きく関係してきます。
チラシのデザイン制作については他の記事で書いていますのでぜひ読んでみてください。